今朝、ドラマの中のセリフで
「本当に愛し合っている2人には試練が多い。
神様がそんな2人にやきもちをやいて、
わざと困難なことを2人に与えているのだ・・・」
なんていうものがあった。。。
なるほどな、と頷いてみた私。
生きているときこそ、「修行」だと、
今、この歳になって、やっと理解できるように
なった。
子供を育てていると、いろんな場面に出くわす。
特に大人になりかけの子供に対しては、
自我がはっきり芽生え始めているので、
頭ごなしに言っても、
全く届かず、言葉が宙をふわふわさまようだけ。
自分もそんな10代を過ごしてきたことを
改めて思い出すが。。。
歳を重ねればいろいろなことが目の前に見えて
過去に自分の前を通り過ぎていった言葉を
捕まえることができるようになる気がする。
その事に気がついたとき、
それは一本の道の上に捕まえられるのを
今か今かと待っているのに違いない。
人は長い年月をかけていろいろな道を歩いて行く。
平坦な道もあれば、
でこぼこ道もある。
舗装された道もあれば、
雨でぐちゃぐちゃなどろんこ道だってある。
脇にきれいなお花が咲いている道もあれば、
風が通りぬけるだけの何にもない道もある。
すれ違う人が多い道もあれば、
誰とも会わない道もある。
私が今まで通ってきた道は、
正直、とても歩きやすく、手を伸ばせば、
誰かの腕につかまる事ができた道。
でも、これからはきっと違うだろう・・・。
ただ強く思うことは、
自分の足で歩いているのなら、
下を向かず、前だけ向いて、歩きたいということ。
それならば、今のちっぽけな私にもできるかもしれないから・・・。